東野圭吾「容疑者Xの献身」

読み始め。

作中より「エルデシュ信者」って言葉があるらしい?「よい証明には美しく自然で簡明な証明が必ずある」(http://www.com.mie-u.ac.jp/~kanie/tosm/humanind/jinmeia4.htm#Erdos)という口癖を持っていたの数学者ポール・エルデシュ(ポール・エルデシュ - Wikipedia)を信奉する人のことだそうです。

「よい証明には美しく自然で簡明な証明が必ずある」というのは耳にしたことがありますが、「エルデシュ信者」で検索してもいまいちその話が見つかりませんね。この本の感想ばかり見つかったりします。造語なのでしょうか。それとも数学科の人たちは一度は耳にする言葉なんでしょうか。

ところでこれ、いろいろと他の事にも当てはまります。「よい実装には美しく自然で簡明なテストコードが必ず書ける」……なんてのはどうでしょう。いや、激しく設計が下手なものでテストコードを書くときに複雑で泣きそうになるだけなのですが。

難しいことを難しく説明してもぜんぜんすごくない、というのは部門長の口癖だったり。