サーバが押収された件続報。どんなことが起きていたのか雰囲気は分かりました。

(2.24のエントリの続き)

「クラッカーたちが他者のシステムに侵入後やった行為とはいえ、ファイルが置ける場所にそいつらが画像ファイルを置いた」という話でなんでうちのサーバが押収までされるんだ?と正直釈然としない気分が残っていました。

ですが、前回の記事にリンクしていたある掲示板のスレッドのおかげで、当時どのような状況だったのかの片鱗が分かりました。こんな状況だったようです。想像以上でした……。

さらにはそこの掲示板の住人にも、そのクラッカーたちと交流する形で(?)遊ばれてすらいたようです。(自分の非なのでまったく恨む気持ちはありません。正直そのときに教えてくれれば、、、とは思いますが、今思えば2chのVH7PCスレにて荒らされていることを注意してくれた人はいました。記憶は定かではないのですが、注意していただいたこともアップロード機能を止めた理由のひとつだったと思います。)

コメント欄に「借ります」とか「kari」と書かれていたのでただ日本人のユーザに荒らされていたものと思い込み、インデックスを整理するだけで、ほとんどのファイルは残っていたのもまずかったようです。(リンク先を読めば分かりますが、悪用しようという集団はすでに「kariとか書いておけばファイルを置けるもの」ということまで認識しているかもしれないのです。)

もし本当にテロ情報の交換などに利用されていたら……。PCにもネットにも詳しいつもりで居た自分がなんて愚かしい状態だったことか。穴があったら入りたい。この件で誰か本当に傷ついた人がいないことを切に願います。

せめてこの件に関しては多くの人に記事を読んでもらい、他人事と思わずにサーバーの管理状況を見直してもらいたい。自宅サーバを立てている人の多くは自分みたいな馬鹿ではないでしょうが、それでも今一度アクセスログやその他をチェックし、油断することなく管理してください。お願いします。ただクラックされるだけではなく、誰かの命が関わっている可能性だってあるのです。